なんちゃらマン

 【第13話】の『突然のうんちくマンになってしまった』とか、【第17話】の『命よりも自分が正しいマンはここに立つな』とか、純は「〜〜マン」という言い方が好きなのかしら? と思ったり。

本の受け売りでいろいろ言って、ただうんちくを披露するだけになったのを『突然のうんちくマンになってしまった』と反省なのか自虐なのか。

こんな感じの本の受け売りでしか話せないところも、純の「口先だけの薄っぺらい」部分なのかな? と思う。

えー、でも口先だけで豪語して、自分の無知がこの世の真理みたいに言ってるやつより、純みたいに受け売り野郎になっちゃっても知識入れようとしてる子のが好感持てるー。

てか、「自分が正しいマン」はまさにそんな口先だけで豪語するタイプには思えるかな?

純としては、矢晴の命が大事で、矢晴が生きてることが重要なんだろうけど、“怪物”を起こしてしまおうが、劣悪な環境から矢晴の命を救い出すこと、が一番で。

人道的にも、人の命を救うことが正しいこと、という意識になってるのかな? だから矢晴が自分の死を願おうが、それをすることはできない。

そして他の好き勝手言ってる純は、それぞれの考え方が正しいと主張して矢晴の命を軽んじている、のかもしれない。矢晴のことを“心配”する発言をしない、純自身を責め立てるようなことを言ってる純を「命よりも自分が正しいマン」として、非難しているのかもしれない。「ここに立つな」と言っている時点で排除しようとはしてると思うし。

ただなー、パジャマの純にとっても、「一緒に生きてくれる相手」としての矢晴の命がなくなっては困る、だけには見えたりもする。自分の庇護下で生き存えるだけでは、「一緒に生きていく」ことにはならないと思うんだけど、そこらへん、これからそういう関係になろうとしているのか、ただ生きてればいいやって思ってるのかは謎。


夜にそれなりに良い方向に関係が進んだように見えて、その実、純が『ね』『私達の関係ってなんだと思う?』と名前を欲しがっているように見えてしまうので、矢晴にとっては素直になるきっかけにはなったけど、純にとっては矢晴が懐に入ってきたやっほい、ってだけだったりするかもなあ? と不穏な想像をしてしまったりもする。


そして記事と関係ないことになるけども、

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