クーデター
「クーデター」を辞書でひくと、「暴力的な手段によって」といった解説がある。
純のあの四階への一件が、暴力的な行動に駆り立てたのでは……と、純が危惧してしまった一因はこの言葉にもあるのかもしれない。
女性陣の話す編集部の内情を考えると、虐げられていた若手が蜂起し、社内環境を是正しようとしているような感じではあるので、「革命」というほうが正しいのかな? という気がする。
純の担当がどうなるのかはわからないけども、編集部自体は、健全な場所になりそうな気がする。
さて、【第21話】のあの終わり方から物語の続きを考えてみるとして、「なにがどう関係ないのか、会食のシーンが続く」か「純は関係なかったで終わり。またふたりの世界に戻る」のか。
純の企みとしては、編集部の内情を知り、今回の一件の発端が自分であったのかどうかの確認、ではあるから、菊池さんの『あ、全ッ然関係ないです〜』の一言で、目的は達成していることになるのだけど。
個人的には、次の話では会食からの帰り、夜の街をドライブしてる純と矢晴のロマンティックな感じをね、見たいなーーーって思ってて。たぶん、聖夜ですし。「光がよみがえる日」らしいですし。純の好きなことランキングにドライブってあるんだから、ドライブしてよ〜〜〜、と期待している。
純がもはや関係なかったとしたら、担当を残すために作家の権力振りかざすか、担当が変わることも仕方がないと飲み込んで、成り行きに任せる・見守るか、みたいな2択にはなりそうなんだけど、自分の立場がこの自体を生んだのでは、と反省してきたところだから、成り行きを見守る方面に行くのかなー? とは思える。
純がなにかするとか言い出せば、矢晴からは純が余計なことして事態が悪化したらどうするんだ、って諭されそうな気もする。
どんな感じになるのかなー。
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