編集部
四階のあれやそれやから始まった編集部での大荒れクーデターがなかなかヤバそうな雰囲気。
『ほんと色々ありすぎたんで割愛しますね』って割愛された色々が気になるし、『他に色々……立て続けに起こったので……』と、純が編集部に行かなくなってから、一体何が起きていたんだ……純が諸々の抑止力だったのか……?
実際、担当の桜木は純が矢晴と出会う前の打ち合わせ時に四階のことを話した折、【第6話】『菊池や数人から四階が怖いって報告はきてて』『たまに電話口で担当作家を大声で怒鳴ってたりする』とある程度把握してるものの、『僕らに対しては気のいいやつなもんだから叱るタイミングがわかんないすよ』と放置気味ではあった。
今回も『どうも以前からずっと後輩の何人かを四階は虐めてたみたいなんです』『そん時は後輩に「和を乱さずにいこ〜よ〜」って返して流しちゃってて』と、編集部内での桜木は、「問題を把握していながら放置していた上司」ではあるかな、と思うので、クーデターによって情勢が変わった今、『肩身が狭くて辛い状況になってます…』というのは、至極当然な流れだなあ、とは思える。
今回の一件の直接の火種というか、若手の蜂起のきっかけを与えたのは純だろうけども、四階を放置していたら遅かれ早かれ若手がごっそり辞めていたんじゃないかと思えるし、いつかは勃発したクーデターという気はする。
そもそも、四階が古印葵に対していろいろ言わなければ純はなにも言わなかっただろうから、めぐり合わせが悪かったとも言える気はする。
純が四階をやりこめた週の会議というと木・金辺りかなあと思うと、若い子たちの行動がえらい早かったな、と。四階が純に言われて反省したかどうかは知らないが、なにかしら態度が変わったかもしれないのに、それを待つ間もなく……。
今年度、5月で入ってきてから11月までの半年で、どんだけやらかしてんだ、四階……。そしてそれを放置してた編集部の上の方の人々も大概じゃないか。矢晴の“壊れた車”の話で考えるに、四階の問題を放置してよけいに“壊した”感じにも見える。
矢晴にこの状況が想像できていたかというと疑問だけども、純にやり込められた四階が編集部の上司に叱られて、四階が意固地になってさらに態度が悪化する可能性はありそうな感じがする。
純にやり込められて、そのすぐでこれまでにイジメた後輩から集中砲火では四階も大変だったろうなあ、とは思うけども、自業自得じゃ。
純が矢晴を連れ出してまで菊池(クーデターの中心)と後輩を呼び出した理由とか、これからどうする気とかがほんと、気になるーーー!
胡散臭い純が放つ胡散臭い一手とは!?
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