おじいちゃん
純が担当の話ぶりに合わせて矢晴のことを『あのおじいちゃんには』とか言っちゃうから、担当のなかでは「どっかの身寄りのない情緒不安定な老人を好きになって同居してる老け専の望海可純」みたいなことになっちゃってるが、いいのか、純。
とはいえ、担当がそういうのに寛容(なのかどうかはわからんが、侮蔑してきたりしない人)でよかったな。
純が『映画の中のモーガン・フリーマンみたいな人です』って言ったとき、なんの映画の……? と疑問でしかなかったけども、担当の『モーガン・フリーマンつったらだいたい迷える若者に人生のなんぞやを教え導く役でしょ』というのが正解のよう。
特定の映画、ではなくて映画での役どころはだいたいこう、って雰囲気なんだろうな。
迷える若者(純)に人生のなんぞやを教え導く役(古印葵:矢晴)。これまでに矢晴が純に話してきたこととか考え合わせても、純は矢晴に教え諭されてる気分でいそうだし。なるほど……。
純が大好きな“おじいちゃん”の世話して、原稿落として漫画家生命どうこうしちゃいそうな勢いのところを『傾国の美爺』と表現する担当のセンスはなかなかのものよなあ。すごい。
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