耳鳴り

 矢晴の耳鳴り。

【第12話】で酒を買いに走っていた時も耳鳴りで世界が遠くなっていってたけれど。【第15話】からの“ケンカ”でも鳴っていた感じのようで。

【第21話】の『頭に血がのぼると耳鳴りが起こるからガチの言い合いはもうあまりしたくないよ』『え……っ そうだったの ごめん……』って矢晴と純の会話が仲良すぎてたまらんと思いつつ。

菊池さんが「耳鳴り」というキーワードで過去を思い出し矢晴に耳の調子を聞き、矢晴が謝られて、『だ、大丈夫です あの後ちゃんと病院に行きました』と答えるまでは安心材料なんだけど、『今は聞こえる範囲が少し狭くなってて』『たまに耳鳴りで音が聞こえ辛かったり頭痛になるくらいでなんともないので』と心配しないで大丈夫的に言うけれど。

矢晴にはもう当たり前になっちゃってるんだろうけども、健康だった状態から考えたら、後遺症の程度がひどくて、心配とか通り越すよなあ……。と思う。

変にごまかすことなく正直に言ってるのはいいんだけどもね。全然なんともなくない。


そして矢晴の耳の調子を聞いたら、純がいつもかなり近くで話すのも、聞こえ方に配慮した結果なのかしら……? とか思ったりもしたけれど、距離が近すぎるのは最初からだったわ。

純の仕事部屋の電話での打ち合わせが聞こえたり、リビングで純がビデオ通話してるのが階段から聞こえたり、どんだけ純の声がでかいんだ? とも思えるけども、矢晴の「聞こえる範囲が狭くなった」というのは、家の中でなら普通に過ごせる程度で済んでいるのかな。


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