打ち合わせ

 純はやっぱり毎週打ち合わせに編集部に直接行ってたの同居始めてからはやめてたんだなあ。

編集部に行って1日潰れてても問題ないペースだったのが、編集部に来なくなった上にガッタガタにスケジュール狂いまくりじゃ、そりゃあ担当も気になって問い詰めるわなあ……とは思えるけども。

担当が「なににそんなに時間がとられてるのか」「遊んでるのか」って細かく聞いてくるのに対して、純の思考が目の前の原稿進めるのにリソース割かれてるからか、若干会話が噛み合ってなくて、純、大丈夫か……? って気分にはなる。だいじょばないくらい疲れてるけども。

すっごい渋々なんだろうなあ、って感じの『……………………』が長くて、それでも矢晴のこと詳細には伝えずにぼかしてる感じだから「仕事に差し支えるんなら出てってもらえ」みたいなこと言われるわけで。純も辛いじゃん……。

てか、ここの純と担当との会話をよくよく考えると、矢晴の言ってた『漫画を描きたいなら描く理由はいらないその通りだ』『けど他人や貧乏からその動機を剥がされる時が来る』(やりたいことを他人に阻まれる)については純は“相対的に同じ条件”で理解できそうな気がする。

それにしても、純はさっさと必要な打ち合わせだけ済ませてしまえばあんなことまで言われなくても済んだのに……と、思わないでもないが、なんか雑談多すぎない? とは思ったりする。アシとも矢晴ともできない話だからかしらん?


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