5位と6位
4位は、じっくり考えたいから後で。
純のランキングの5位は『友達と食べるご飯』、6位は『友達と遊ぶ、しゃべる』なのだけど、これもまた、矢晴を筆頭に、という感じはすごくする。
けど、矢晴にはその「純の友達」に矢晴が入っていると思えてないんじゃないかな?
純が矢晴と両想いになれたと思っているように、矢晴も純と両想いだと思ってたとしたら、矢晴の認識では「恋人同士」ということになりそうで、矢晴のなかでは友達と恋人は違うカテゴリに分類されるだろうから、「友達」に含まれない。
純は恋人を作ったこともなければ誰かと恋人になりたいと思ったこともない感じだから、交友関係に「恋人」という分類がなくて、家族以外の仲の良い人=友達になってしまうのかなあ? とも思える。家族・友達・知人くらいの分類。
あの朝に、矢晴が純の問いかけに対して「恋人だよ」とか答えていたら……と夢をみてしまう。
矢晴は純のランキングの「友達」に自分のことが含まれていると思っていないのだったら、そこでもう、「私は……?」みたいになってそうな気がするけど、【第19話】では上位4位と7位に固執してたから、5位・6位に関してどう思ったのかは定かではない。
5位は人間の根源的な「食う寝る」という欲求の「食う」であろうかとは思えるけども、「おいしいご飯」とか「おなかいっぱい食べること」ではなくて、『友達と食べるご飯』というあたりが、「食」よりも「友達」が優先されている気がする。
6位も同様で、「遊ぶ」はひとりでもできるけど、「友達と遊ぶ」。「しゃべる」には相手が必要だけども、誰でもいいわけじゃなくて「友達としゃべる」。
純ったら、さみしいのね。
ここの5位・6位を細分化して、「矢晴と〜」「友達と〜」って分けて書いてたら、矢晴の当たりももうちょっと柔らかかったかもね……。
コメント