勘違いして見下して
矢晴がなにを『勘違いして見下して』いたのだろうか……。というのが、かなり気になる。
『最初から』と言うから、矢晴が純と出会った時の最初からってば、純が古印葵のファンだってことでは……? と思えるんだけど。
「私みたいな底辺な人間の作品を良いと言うなんて、なんてこいつは馬鹿なんだ」とか、「こいつにとって私(古印葵)は神にも等しく崇められてるから、優位に立てる」とか、そんな感じだったり、する?
それこそ、純の1位に古印葵って書かれると思ってたとか、そんな感じが、しないでもない。
どうなんだろう。なにを想定してたのか、詳しく頼む!
『どこか一つくらい自分の方が優位で相手が欠けた人間だと思いたかったんだ』ってあたりは、純が人間に欲情したことがない童貞、ってあたりの情報が入ってくると、非童貞であろう矢晴は優位に立ったと思えそうな感じは、するけどなあ……。
そんなところで優位に立たれても……。
矢晴のほうが優位なのは、一番最初から変わらん気はするんだけどもね。相手を見下して優位に立とうとしなくたってさ、純にとっては古印葵が至高みたいな気がするし。でも、矢晴は「古印葵が」ってのがイヤなんだろうかなあ……。
でも、純にとって古印葵の漫画が理想ってんなら、矢晴の描く漫画が理想ってわけだから、最初から純の尊敬とか崇拝とかを得てるわけじゃんよ。無理に見下さんでも……ねえ……。
感性とか知識量とか、確実に純より上だろうし。
まあ、上とか下とか関係なく、対等になれればいいって境地に……、至るのか……?
至って欲しいなあ。ついでに致して欲しいなあ。
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