相対的に

 【第19話】で矢晴が『お前のそばじゃ相対的になにもかも矮小になるんだから』と言っていて。

“相対的に”と以前に矢晴が言っていたのを思い出し。

【第13話・後編】で『――てわけで「相対的に同じ条件」で想像しなきゃ〜(略)〜相互理解も進まないわけ』と話していて、【第17話】では純がそれを思い出して『ああ』『そうか』となにやら納得してるんだけども。

純のそばにいると相対的になにもかも矮小になる、というのは、「大金持ちの純:貧乏な矢晴」とか「売れっ子の純:売れなかった矢晴」とかだけじゃなくて、純に比べたらこの世の中の大多数が貧乏で、ちっぽけで、みたいなことでもあるんだろうかな、と思うんだけども。

純には、“相対的に同じ条件”で矢晴のことを想像することはできなくて、矢晴は勝手に矮小な気分になってるから、“相対的に同じ条件”で想像しようともしてない感じはある。

実際のところ、想像は想像でしかなくて、ただの思い込みだから、現実と違うだろうし、実際を知ったことにもならないと思うんだけども。

ううううん。いまいちまとまらない。


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