マジの目

 純はふだんわりとふんわり優しい感じ、おちゃらけてはいないけど明るい感じで矢晴に接していると思うのだけども。すごい真剣な目をすることもちょいちょいある。

【第4話】純が初めて同居を持ちかけた時、『私は本気です』『あなたをこんなところから出したい』とかなり至近距離で見つめる。

【第13話・前編】『こっちを……』『私の顔を見て確かめてください』と告げた時。矢晴には見えてないけども。振り向いた矢晴がその顔をしっかり見て、安心したんだったらいいのにな、とは思うんだけど、はっきりしない。

【第13話・後編】矢晴が『私は漫画を描かなくて済むんだ』と話したとき、そこまでの至近距離ではないけど『私じゃ古印葵を紡げないのは私が一番知ってる』とかなり真剣な、また苦々しげな表情で言う。ここでけっこう強めに叱られたこと、矢晴はどう思ってるんだろうか……。

【第16話】『私はなにがあっても矢晴を攻撃しないって約束するよ』からの『矢晴が契約書になる?』とうなじにキスマークなりなんなりで約束の刻印をするという提案をした時、けっこうな至近距離で真剣な目で見つめる。

「攻撃しない約束は絶対」というのと、「矢晴が望むなら」の両方を、その真剣な目で伝えているとは思う。

純の真剣な目は、純の言うことが本心で本気、というのが矢晴に伝わってるとは思うんだー。純かっこいい。

いやはやほんと、普通に純、色々考えててかっこいいのに、古印葵に狂ってるとなんであんな……?


【第15話】のラストページが遺影みたいで、【第16話】の表紙が棺桶に入れられてるみたいに思ってるんだけど、もしかして、「古印葵に狂ってる純を葬る」(封印する)みたいなこと示唆してたりする……? とか、ちらっと思ったんだけど、どうなんだろうか。あの全開の笑顔は古印葵に狂ってる顔よね……?


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