上薗純が言うことには

 【上薗純、曰く】が完全に上薗純の視点だけで描かれているわけではないとすると、やっぱり、【第6話】の第4の壁を突破してくるようなモノローグ部分は、矢晴の語りなのかな? と思えて。そうだとすると、純が矢晴を助けたいと思った意思決定にこのモノローグを加えると話がおかしくなっちゃうな、と思って。

【第16話】の激情にかられて雨に打たれて水のうねりで純を飲み込もうとしてるような、その水の感じと、【第6話】の水を前に立ち尽くす人とのシーンが似てるしな〜とか思って。

あともういっこ、水のシーンがあったような気がするような……? と思ったけども、ざらっと見た感じでは、【第13話】で矢晴が『けど、病症が強く出てる時は』『目を塞がれて思い出せる余裕もない紙の上の字も頭の中の字も読めない』『水面のない海で溺れてる時知識なんてほとんど無力です』と言っている時の背景の水くらいかな?

【上薗純、曰く】では矢晴のうつ症状は、水で表現されるのかな。とも思える。


純の寝室で、外では雨が降り出して。うつは気圧の変化でも症状がひどくなるようで、薬も飲み忘れてるし、外は雨だし、のダブルパンチで、純は古印葵に酔っててまともに話聞いてくれないトリプルパンチだったのかなあ、とか思う。

ここで、純は矢晴から離れないと矢晴が良くならないと思って離れようとするけども、矢晴が引き留める。

すでに【第1話】で同居は1年後も継続していることがわかっているから、純は矢晴に引き留められて同居を継続することにした、というのが次の話になると思うのだけども。

次の話はどっち視点なんだろう。この感じだと、この1ヶ月目の夜のシーンは矢晴→純→矢晴…みたいに交互に来そうな気がするけども。


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