神託
【第15話】の矢晴から純への言葉を、「神託」と表現しているのを、いくつか見かけて。そりゃもう、純にとっての古印葵・福田矢晴は神だしなあ、と思う。
それはそれとして、私は以前に、純から矢晴への祈りの言葉を、「神託」だと解釈している。
なんだこの 神 vs 神 は……。とか思って、ちょっとおもしろがっている。
いまのところ、お風呂で純が言った祈りの言葉は、あんまり矢晴には響いていない感じはする。さすがに、自分の粗相で落ち込んでやさぐれているときに、あんな前向きな言葉をかけられても、目の前の暗黒しか見えまいて、と思うので、今すぐに反応がないのは当然だろうなと、思う。
対して、矢晴の言葉は、その場でものすごく、純に響きまくっている。あんな熱烈に見つめられて、情熱的に言われちゃったら、ねえ。
この矢晴の純への言葉は、解釈が分かれていて、見ていて面白い。
・矢晴が純の深層を暴き立てて、純が開き直った。
・矢晴が純の言動を決めつけて、純が受け入れた。
大雑把にわけると、こんな感じになるかしら。みんなの解釈を詳細に分類してみたい気持ちに駆られるが、かなり多いからまだ追いきれてない。
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