縋る矢晴
【第16話】の最後の見開き。純のパジャマを引っ張って全力で引き止める矢晴がとても良い。
言い過ぎた、嫌われた、捨てられる、とかいろいろ渦巻いていそうな。
そんな良いシーンなのに、私はついうっかりと、さっき純パジャマのボタン止め直したのに……とか思ってしまって、自分の思考で台無しにした……。ということを書いてしまうと、ここを読んでる方のそのシーンへの見方が台無しになるかもしれないなとわかっていながら、ここに書く。
この後、次回、どうなるのかな? と想像するに、矢晴が子供のように泣きじゃくって純に謝り倒して捨てないでと縋り付き。純は矢晴をなだめるために一緒にキッチンへ向かって薬を飲ませ、リビングで落ち着くまで肩寄せあってゆっくり話して……、くらいだと、私の心が落ち着く。ついでに、薬が効いてきてちゃんと話せるようになった矢晴に対して、トクンと尊敬とも崇拝とも違う気持ちを芽生えさせて、これが恋……? みたいなことをしてくれると私が嬉しい。けど、そうなると次も純曰くじゃないと、って感じになるな。
矢晴視点の話で、前半の流れは同じで、純に対しての不信感が一掃されていく感じとかでも私が嬉しい。
この2話(15・16話)でずっしり重くて、なかなかにして受け止めきれないから、ちょっと甘くふんわりしたとこが見たい……。重い……。辛い……。好き……。
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