矢晴には
純は矢晴には攻撃的にならないよ! 信じてやれよ!
と、ほんとに思うんだけど、矢晴だから信じてくれないのもわかるんだぁー。
純が四階をやりこめたのも、矢晴を守るためだったんだしさー? ちょっと過度に攻撃的でヤバイ奴認定できるくらいではあったけど。
将来的に、もしかしたら、なにかの拍子に反転してしまう可能性がまったくないとは言わんけど、今現在、矢晴のことを大事にしてて、古印葵を大事にしてる純は、矢晴には攻撃的にならないよー。
っても、矢晴はその可能性が怖いんだから、仕方ないよね……信じられないのも。
あと、やっぱり、「自分が古印葵じゃなくなったら、純が興味を失うだろう」ってところが一番怖いんだろうなあ、とも思う。もう純のことが好きになっちゃってるから。
そもそも古印葵じゃなかったら、純が興味を示してないわけだし。古印葵だったからうつを患って誰もいなくなったときに、純が現れたわけだし。
でもでも『古印葵が死んだとしてもこうして話せるなら』『私はあなたを一ミリも忘れたくない』『この世があなたを見放して孤独にさせたなら』『孤独があなたを殺そうとするなら』『私があなたを忘れないでいることで』『あなたを守ってあげられる』って純の気持ちと言葉は本物だから、思い出してあげてよ……、矢晴……。その直後に死ぬほど怖い思いしてるけどさ。
純は矢晴を守りたいんだよ。
『矢晴が契約書になる?』『ここに』『印鑑捺そうか』『ハンコもペンも使わずに…』ってうなじを触るけど、うなじへのキスは「守りたい」って意味があるという説もあるようだし(執着とか欲望とかの文字も見えたけど)。
もし、その知識(うなじへのキス=守りたい)を純が古印葵の漫画から得てたとしたら、いいのになあ……とかも思ったりする。共通言語になるし。
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