不純

 純は古印葵の漫画が好きになったときには、「欲情しない」悩みを持っていたはずで。

単純に、古印葵のファン、として追いかけてたけど、授賞式でその姿を見てさらに好きになったけど、彼女と一緒にいる矢晴を見て、「欲情できない“異常”な自分とは違う、古印葵は“正常”な人だ」と思ったりして、

矢晴のアパートで同居を迫った時に見下ろした泣いてる矢晴を見て、「自分と同じところに堕ちてきた」とかいう歪んだ欲望に取り憑かれちゃったとかしてない……?

『これは慈愛』の歪んだ正体、そんなだったりしないよね……?

とか想像しちゃって、ワクドキしちゃった。

そんな感じのバッドエンド一直線系統も好きなもんで。


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